美しい庭園の中にたたずむ高野辰之記念館

かつて高野辰之が学び、教鞭を取った永江学校・永田尋常小学校の後身の永田小学校の跡地にあります。
敷地内には小川が流れ、辰之の銅像がたたずんでいます。

館内には、辰之が父に宛てた書簡や編纂に携わった尋常小学読本、尋常小学唱歌などを展示。
音楽室にあるオルガン・ピアノは誰でも弾くことができ、「春の小川」などの楽譜も用意されています。

また周辺には、辰之の生家、菩提寺の天正寺、「朧月夜」の鐘がある真宝寺、辰之が少年時代に遊んだ斑川、唱
歌「故郷」の音を奏でる「ふるさと橋」などをめぐる「ふるさと遊歩道」が整備されています。

辰之が目にした風景を眺めながら、ふるさとの原風景にふれてみてはいかがでしょう。

生家近くに今も見られる唱歌<故郷>の原風景

兎追ひしかの山、小鮒釣りしかの川

兎追いは、自然豊かな山村の子どもたちも加わった村総出の冬季間の行事でした。
唱歌「故郷」は、作詞した高野辰之が少年の日に友達と野山で遊んだ情景を懐かしんで作ったものです。 


高野辰之が生まれたのは、1876年(明治9年)。
生誕地の現中野市大字永江は、眼下に斑川が流れ、後方をなだらかな山に囲まれた棚田や畑が広がる、のどかな山裾にあります。
清冽な水が流れる斑川、辰之生家から眺められる大平山などの里山が、「故郷」の舞台です。
今も山里を少し歩くだけで、辰之が生まれ育ったころの風景に出会うことができます。


夢は今もめぐりて、忘れがたき故郷
辰之の歌からは、ふるさとを遠く隔ててなお絶ちがたい懐旧の念を感じることができます。

夢は今もめぐりて、忘れがたき故郷

辰之の歌からは、故郷を遠く隔ててなお絶ちがたい懐旧の念を感じることができます。

休館日変更のお知らせ

休館日変更のお知らせ

令和7年4月1日より高野辰之記念館は、通年火曜日が休館日となります。

ご迷惑をおかけいたしますが、ご来館の際は休館日及び開館時間等のご確認をお願い申し上げます。

皆様のご来館をお待ちしております。

休館日

国民の祝祭日以外の火曜日(祝祭日は開館します。)

12月29日から1月3日まで

開館時間

午前9時から午後5時まで(3月1日から11月30日まで)

午前9時30分から午後4時まで(12月1日から翌年の2月末日まで)

観覧料

個人一般300円、高校生以下150円

団体(20人以上)一般230円、高校生以下100円

施設利用等に係る各種申請様式

学校等の施設利用に関する申請書

学校等の授業で見学される場合の観覧申込書、減免申請書です。申請される場合は、事前にお問い合わせ下さい。

減免申請書

資料等の複写・撮影等に関する申請書

高野辰之記念館の資料の複写、館内の撮影などのお申し込みは、こちらの作品・資料等撮影等申請書に必要事項を入力、または記入していただき、高野辰之記念館へお送り下さい。

作品・資料等撮影等申請書

高野辰之記念館専門委員

高野辰之記念館管理規則第8条により、記念館の事業運営に関し、専門的事項の調査研究並びに事業の企画及び推進を図るため、専門委員を置く。

高野辰之記念館管理規則

開催状況